お見合いやデートで「いい人」で終わり、次につながらない。婚活でそう悩む口下手な男性へ、「また会いたい」と思ってもらうための「褒める・労う・認める」という3つの関わり方を、半年で成婚退会したカウンセラーが解説します。
真面目で優しいと言われるのに選ばれないと、「もっと会話が上手なら」と自分を責めてしまいがちです。しかし、変えるべきなのは話し方そのものではありません。大切なのは、相手を大切に思っていることが伝わる関わり方です。
難しい話術や面白い話題は必要ありません。会話に自信がなくても、事前に準備して実践できる方法です。
なぜ「いい人」なのに婚活で選ばれないのか
いい人止まりで終わる男性には、悪いところがあるわけではありません。真面目で、優しくて、気配りもできる。それでも相手の中に「この人ともう一度会いたい」という気持ちが生まれにくいことがあります。
その原因の一つが、会話の意識が「自分が何を話すか」に偏ってしまうことです。
会話が苦手だからこそ、「沈黙になったらどうしよう」「何か気の利いたことを言わなければ」と焦ります。頭の中が次の話題でいっぱいになると、目の前の相手の言葉や表情を受け取る余裕がなくなってしまいます。
相手から見ると、一生懸命話してくれてはいるけれど、「自分に関心を持ってくれている」という実感が残りにくい。これが、真面目で優しいのに「いい人」で終わってしまう理由です。
婚活では、当日の会話だけでなく、会う前の準備も結果を左右します。準備については、「話すのが苦手でも、婚活は『準備』で決まります。」でも詳しく解説しています。
「いい人止まり」の原因は、話し方より関わり方
交際へ進む男性は、必ずしも話し上手ではありません。違いは、相手に「大切に扱われている」「自分の話を受け止めてもらえた」と感じてもらえることです。
D・カーネギーは『人を動かす』の中で、人には自分を重要な存在として感じたいという欲求がある、という考えを述べています。婚活でも、自分を尊重してくれる相手には安心感が生まれます。
その安心感をつくるのが、次の3つの関わり方です。
口下手男性が実践できる3つの関わり方
1.褒める:相手の良さを具体的に返す
難しいお世辞は必要ありません。相手の話を聞いて、心から良いと思った部分を一言で返します。
「その考え方、素敵ですね」
「周りの方を大切にされているのが伝わります」
外見だけでなく、考え方や行動を具体的に褒めると、「きちんと話を聞いてくれている」という印象につながります。
2.労う:相手の時間や頑張りに気づく
労いは、相手の状況を想像していることを伝える言葉です。
「今日はお忙しい中、時間をつくってくださってありがとうございます」
「お仕事が大変な時期なのですね。お疲れさまです」
短い一言でも、「自分のことを気づかってくれている」と感じてもらえます。
3.認める:違う意見も、まず受け止める
相手の考えが自分と違っても、すぐに正しさを決めたり反論したりせず、まず受け止めます。
「なるほど、そういう考え方もあるのですね」
「その経験があったから、そう感じたのですね」
同意することと、相手の考えを理解しようとすることは別です。否定されない安心感があると、相手も少しずつ本音を話しやすくなります。
プロフィール・お見合い会話・LINEでの具体的な改善例は、婚活改善サンプルでもご覧いただけます。
口下手な男性ほど、この方法を実践しやすい
「褒める・労う・認める」は、どれもたくさん話す必要がありません。中心にあるのは、自分が話し続けることではなく、相手をよく見て、よく聞き、受け止めることです。
話題を次々に出すのが苦手でも、相手の言葉に丁寧に耳を傾けることはできます。表情や言葉をよく見れば、褒める点や労う言葉も見つけやすくなります。
婚活で必要なのは、無理に明るいキャラクターを演じることではありません。静かに話を聞けること、相手をよく観察できることは、関係を育てるうえで大きな強みになります。
私も、お見合い12連敗から関わり方を見直しました
私自身も会話が得意ではありませんでした。30代で結婚相談所に入会しても、最初の3か月はまったく結果が出ず、お見合いは12回続けてお断りされました。
そこで、ただ数を重ねるのではなく、プロフィール、会話、デート後の振り返りを一つずつ準備するようにしました。自分を良く見せることより、相手の話を受け止め、自分の気持ちを具体的な言葉にすることへ意識を変えた結果、活動開始から半年で成婚退会しました。
この経験と、2016年からの人材支援で培った面談・相談対応をもとに、婚活Lab CMDではプロフィール・会話・LINE・交際中の判断を、実際に使える言葉と行動へ落とし込んでいます。カウンセラーの婚活経験と支援方針もあわせてご覧ください。
まとめ:「いい人」から「また会いたい人」へ
婚活でいい人止まりを抜け出すために、話術を磨く必要はありません。会話の意識を「自分が何を話すか」から「相手をどう大切にするか」へ変えてみてください。
- 相手の良さを具体的に褒める
- 時間や頑張りを労う
- 違う考えも、まず認める
この3つを意識すると、相手に安心感が生まれ、「もう一度会って話したい」という気持ちにつながります。
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